ATSを通過する英文レジュメの書式 (2026)
どの書式を使うか迷ったら、この構成から始めてください。意図的に地味です。1カラム、標準的なセクション見出し、画像ではなく選択可能な実テキスト、罫線とサイドバーなし。
地味に見えることがこの書式の長所です。ATSがレジュメを誤読する原因のほとんどはデザイン要素であり、ここにはその要素がありません。
サンプルが英語である理由
このページのレジュメサンプルはすべて英語で書かれています。実際にそれを読むのが英語圏の採用担当者であり、その前に書類を選別するATSも英語を前提に解析するためです。解説は日本語で、レジュメは英語で — 海外・外資系への応募に必要なのはこの形です。

日本で一般的な罫線入りの定型フォームや2カラムのデザインテンプレートは、ATSがテキストの順序を誤読します。職歴が混ざったり、セクションがまるごと欠落することがあります。表、テキストボックス、サイドバー、スキルグラフのないテンプレートを選び、PDFで書き出したうえで必ずテキストが選択できるか確認してください。
職種から探す
Contact header
氏名、メール、電話番号、都市名と国名、LinkedIn。ヘッダー領域ではなく本文の最上部に置いてください。一部のパーサーはヘッダーとフッターを読みません。証明写真や生年月日は記載しません。
Professional summary
3〜4行で職種、経験年数、中核スキル、代表的な成果をまとめます。求人票の表現を自然に反映させますが、丸写しはしないでください。
Experience
直近の職歴から逆時系列で書きます。各項目に会社名、職種名、在籍期間(月と西暦)を記載し、箇条書きは動詞で始めて数値で終えます。担当業務の列挙ではなく結果の記述です。
Education
学校名、学位、専攻、卒業年。経験を積むにつれて職歴の下に移ります。新卒であれば職歴より上に置きます。
Skills
単純な一覧で並べます。グラフや星の数はATSが読めず、採用担当者にも情報を与えません。求人票に書かれた技術名を綴りどおりに含めてください。
Projects & extras
職種に関連するプロジェクト、資格、受賞、発表など。職歴が短いときは特に重要で、リンクがあれば実際に動作するか確認してください。
ATS keywords
以下のキーワードは翻訳しません。ATSが英文の求人票と照合する文字列そのものなので、あなたのレジュメにも英語のまま入っていて初めて一致します。
日本の履歴書と英文レジュメの違い
- 表やテキストボックスで構成された書式を使う — パーサーが順序を失います。
- 連絡先を文書のヘッダー領域に入れる — 読まれない可能性があります。
- セクション見出しを独自の表現に変える。"Work Experience"、"Education"、"Skills" のまま使ってください。
- 画像として保存したPDFやスキャンを提出する — テキストが選択できなければ内容はゼロ点扱いです。
- スキルを星の数や棒グラフで表現する。
- 証明写真、年齢、配偶者の有無を含める。
なぜ2カラムのレジュメは危険なのですか?
ATSは文書を上から下へ1行ずつ読みます。2カラム構成では左列と右列のテキストが交互に混ざって取り込まれることがあり、会社名と無関係なスキルが1つの文に結合されたり、サイドバー全体が欠落したりします。
PDFとWordのどちらで提出すべきですか?
求人票に指定がなければPDFが安全です。ただしテキストが選択できるPDFである必要があります。画像として保存されたPDFはATSにとって空の文書です。提出前にPDF上で自分の名前をドラッグして選択できるか確認してください。
レジュメは何ページが適切ですか?
経験10年未満なら1ページ、それ以上なら2ページまでです。3ページを超えると読まれません。