米国看護師レジュメ (RN Resume) の書き方と例 (2026)

米国の病院では、看護師のレジュメは4秒で振り分けられます。応募先の州で有効なRNライセンス、有効期限内のBLS、そして募集病棟と合う経験。この3点が確認されて初めて、残りが読まれます。

日本の看護師にはもう一段あります。日本の看護師免許はそのままでは通用しないため、CGFNSの学歴審査、州看護委員会への申請、NCLEX-RN、英語試験の進捗がレジュメの上部に見えている必要があります。まだ終わっていない段階も、予定日を添えて書くほうが空欄より確実に有利です。

サンプルが英語である理由

このページのレジュメサンプルはすべて英語で書かれています。実際にそれを読むのが英語圏の採用担当者であり、その前に書類を選別するATSも英語を前提に解析するためです。解説は日本語で、レジュメは英語で — 海外・外資系への応募に必要なのはこの形です。

Nurse resume sample (USA) — registered nurse RN resume example for 2026, EvoResume.com

看護師のレジュメは、検証できる事実が密に並びます。免許の種類と州、資格の有効期限、勤務病棟、看護配置、電子カルテの製品名。1カラムのレイアウトであれば、それぞれの事実が対応する日付と同じ行で読まれます。資格をサイドバーにまとめる2カラムのテンプレートは、ACLSの期限や免許の州が丸ごと落ちる最大の原因です。米国の病院の多くはWorkday、Taleo、iCIMSといった上から下にしか読まないシステムを使っています。

職種から探す

Header and credentials

氏名のあとにANAの順序で学位と免許を並べます(Yuki Tanaka, BSN, RN)。続いて電話番号、業務用メールアドレス、都市と州または都市と国、LinkedIn。免許の行もここに置きます。米国免許を取得済みなら "RN License — Illinois, active through 05/2027"、手続き中なら "NCLEX-RN passed 03/2026; Illinois RN license application pending" と書きます。履歴書に入れていた証明写真、生年月日、性別、詳細な住所はすべて外します。

Professional summary

3〜4行で、免許の状況、経験年数、勤務した病棟、受け持ち患者数、そして測定可能な結果をひとつ。日本の看護配置をそのまま数字で書いてかまいません。米国の急性期病棟が1シフト1対4〜1対5であるのに対し、日本の7対1看護は日勤で1人あたり7人前後を受け持つ計算になります。これは弱みではなく処理量の証拠です。"Med-surg RN, 5 years, 45-bed acute care ward at a 700-bed regional hospital, 7 patients per day shift" のように書きます。

Licenses and certifications

独立した見出しを与え、"Courses" や "Training" の下に埋めないでください。日本の免許(Registered Nurse license, Ministry of Health, Labour and Welfare, Japan、取得年)、CGFNSの学歴審査の進捗(CES report または CGFNS Certificate)、NCLEX-RNの受験予定日または合格日、VisaScreen、そしてIELTS AcademicまたはOETのスコアと受験日をそれぞれ書きます。准看護師と正看護師は英語では区別されないため、"Registered Nurse (seikangoshi), national licence" のように明示しておくと後の照会が減ります。BLSとACLSは発行団体を必ず書いてください。米国の病院はAHA(American Heart Association)発行を求めることが多く、日本蘇生協議会(JRC)発行だけの場合はその事実が見えているほうが親切です。

Clinical experience

勤務先ごとに、職位、病院、都市と国、病棟、期間。そのうえで実際に担ったもの — 病床数、看護配置、重症度、1シフトあたりの入院件数、処置、指導したプリセプティの人数。病院名だけでは海外の読み手に規模が伝わらないので、"Kyushu Medical Centre (700-bed acute care hospital, Fukuoka)" のように病床数を括弧で添えます。日本の3交代(日勤・準夜・深夜)は米国の12時間2交代と噛み合わないため、週あたりの勤務時間と夜勤回数に置き換えて書くと理解が早くなります。年の表記はすべて西暦にしてください。

Education

学位、学校名、都市と国、卒業年。看護大学の4年制課程は "Bachelor of Science in Nursing (BSN), 4-year university programme"、3年制の看護専門学校は "3-year nursing diploma programme" と書き分けます。CGFNSの審査では課程年数と履修時間そのものが判定材料になるため、ここを曖昧にすると採用担当者が先に疑います。専門学校卒から大学へ編入した場合は、その経路も書いてください。

Skills

臨床技術とシステムを分けます。臨床は patient assessment, medication administration, IV insertion and titration, wound care, telemetry interpretation, ventilator management, triage。分かれるのはシステムです。米国の病院は Epic と Cerner を文字どおり検索しますが、日本の病院の多くは富士通やNECの電子カルテを使っています。その場合は "Hospital-wide electronic health record (Fujitsu HOPE); super-user during the 2024 migration, trained 22 nurses" のように製品名と役割を書きます。"electronic health records" とだけ書くと、どの検索にも引っかかりません。

Achievements, committees and precepting

看護研究、病棟の委員会活動、プリセプター歴、転倒・褥瘡・CAUTIの削減プロジェクト、病院機能評価やJCI認証の準備。JCI認証病院での勤務歴は、米国の採用担当者がそのまま理解できる数少ない日本の病院歴なので必ず書いてください。臨床経験が同程度の応募者どうしを分けるのがこの欄です。

ATS keywords

以下のキーワードは翻訳しません。ATSが英文の求人票と照合する文字列そのものなので、あなたのレジュメにも英語のまま入っていて初めて一致します。

registered nurseRN licenseBSNNCLEX-RNBLSACLSPALSpatient assessmentmedication administrationIV therapywound caretelemetrymed-surgICUcharge nursepreceptorEpicCernercare planpatient educationdischarge planninginfection controlHIPAAevidence-based practicenurse-to-patient ratiotriageHCAHPSJoint Commission

日本の履歴書と英文レジュメの違い

  • 日本の免許だけ書き、CGFNS・NCLEX・VisaScreenの進捗を書かないこと。段階が見えないと未着手と読まれます。
  • BLS・ACLSの発行団体を省くこと。米国の病院はAHA発行を求めることが多く、発行元が有効性そのものです。
  • 病棟の規模と受け持ち患者数を落とすこと。日本の看護配置は隠す弱みではなく処理量の証拠です。
  • 病院名だけを書いて病床数を添えないこと。海外の読み手には規模情報になりません。
  • 在職期間や免許取得年を和暦で書くこと。西暦に統一してください。
  • 証明写真と生年月日を載せること。米国の病院は偏見を避けるため写真付きのレジュメを除外することがあります。
  • "RN, BSN" の順で書くこと。ANAの基準では学位が先で "BSN, RN" です。

日本の看護師免許で米国で働けますか?

働けません。日本の免許は米国では自動的に認められません。一般的な経路は、CGFNSによる学歴審査(CES report)、応募する州の看護委員会への免許申請、NCLEX-RN合格、英語試験、そして就労ビザのためのVisaScreenです。レジュメには完了した段階と予定の段階を日付つきで書いてください。手続き中であること自体が情報になります。

英語試験はどれを受ければよいですか?

州と雇用主によりますが、IELTS AcademicとOETが最も広く認められています。IELTSは総合6.5・スピーキング7.0前後を求める州が多く、OETは医療英語に限定されるため看護師には取り組みやすいとされています。スコアと受験日を必ず併記してください。多くは2年で失効するので、日付が有効性を示します。

7対1看護の経験はどう書けば伝わりますか?

配置基準の名称ではなく、1シフトあたりの受け持ち人数に換算して書きます。米国の急性期病棟は1対4〜1対5が標準なので、日勤で7人を受け持っていた事実は不利ではなく、より多くの患者を安全に担当してきた証拠として読まれます。病床数、重症度、交代形態を添えて文脈を与えてください。

中東の病院に応募する場合は何が変わりますか?

国籍とビザの状況をレジュメに書くのが標準です。サウジアラビアはSCFHS、ドバイはDHA、アブダビはDOH、カタールはQCHPのライセンスとPrometric試験を求め、DataFlowによる原本確認に数か月かかります。その進捗を免許の欄に書いてください。逆に米国・英国向けには国籍、写真、配偶者の有無を一切入れません。2種類を分けて管理するのが安全です。

新卒でも応募できますか?

できますが経路が違います。米国の新卒採用はレジデンシープログラム単位で募集時期が決まっており、外国人看護師には1〜2年の臨床経験を求めるのが通例です。日本で最低1年勤務してから応募するのが現実的で、その間に実習病棟、受け持ち人数、NCLEXの準備状況をレジュメに積み上げておいてください。

Your resume is the cheapest thing to fix.

Build it and score it for nothing. When the score looks right, $4.99 buys seven days of downloads. That one is a single payment, and it leaves no card on file.

Start building